「投資7原則」

「投資7原則」

 

塾生によく「投資」について訊かれるので

以下に短いメモを作っておきます。

 

20194月、大学受験指導を始めて32年目になります。

年齢も49歳。

それなりに長期間、幸せに暮らしてきたので

少なくとも1819歳くらいの若い人が読めば

自分なりの教訓を得られる

実のある内容になると信じています。

(*は、主宰者自身が実行してきたこと、現に実行していることです。参考までに)

 

以下、自分のこれまでの人生を振り返り

「投資」に関して学んだこと、大切だと思うこと。

 

 

1、「自分と身近な人達の幸せを一番に考える」

 

 投資の第一の目的は、自分と自分に直接関わりのある身近な人達(家族等)が幸せになることです。

 まずはこれが一番大切。

 

 

2、「最初は自分自身に投資を」

 

 人生で最初に投資すべきは、自分自身にです。

(特に)18歳までは、金銭的な投資をやろうと思ってもできないのだから、一生懸命身体を鍛えて、勉強すべき。そして、健康に気を遣うべき。さらに、自分が本当に好きなことに没頭して、それをマスターすべき。

(*ジョギング、受験勉強、英語)

 

 

3、「最初に種銭(シードマネー)を」

 

 金銭的な投資では、最初に種銭が必要になります。まずはその額を5%で運用した際、年間の生活費を賄えるだけの貯金をして下さい。

 まずは、それだけ貯めなければ、金銭的な投資に関しては何も始まりません。 

 

 

4、「再現性のある方法で」

 

 種銭が貯まれば、あとは「再現性」のある方法で運用すべき。「再現性」があるとは、そのやり方をもう一度やってごらんなさい、と言われた時、すぐに「再現」できるやり方のことです。ちなみにそういうやり方を、正確な意味で「投資」と言います。そうでない、一過性、一回きりのものを「投機」と言います。

投資の世界では、「投資」で資産を増やした人はいても、「投機」で(一時的に大儲けはしても、その後生き延びて)資産を増やした人はほとんどいません。そのことをよく覚えておいてください。

 

 

5、「ノーリスクで(リスクを冒すな!)」

 

 一般的な投資・起業に関する本では、よく平気で「リスクをとれ」「リスクを冒せ」等と書かれていますが、人生は総じてギャンブルではありません。そのほとんどを自らの意思で選べ、かつコントロールできるものです。その手の扇動的なキャッチコピーに踊らされないでください。

 投資前に、少しでもリスクが感じられるものがあれば、それには投資すべきではありません。そんなことは当たり前のことです。確実なものにだけ、投資してください。

(*インデックスファンド投資)

 

 

6、「継続」

 

 とにかく、好きなことを続けること。神様は、最後の最後まで続ける意志をもった人にだけ微笑んでくれるというのが、この49年間の自分自身、そして周囲の観察からしみじみと実感される教訓です。

 仕事・投資の場合、その利益は、後半部分の、そのさらに最後の部分に9割が集中するというのが実感です。

 例えば、30年、40年、50年、あるいはそれ以上続ける人が数%程いて、その人達が利益の9割以上を得るというのが、この世界です。

 覚えておいてください。

(*ジョギング、塾、店等)

 

 

7、「倹約」

 

 どんなに大金持ちでも、自分が金持ちだと思い、少しでも浪費を始めた瞬間、その地位を失う過程に入ります。

 大金持ちは、皆、倹約家です。大金持ちがそうなのだから、それ以下の、大多数の人間がそうしない理由はないでしょう?

 僕が好きなエピソードを二つ紹介します。

 ビルゲイツとほぼ並ぶ、世界第二位の大富豪ウォーレンバレットは、ファーストフード店がお気に入りだそうです。ある時、ゲイツと共にファーストフード店に入ったバフェットが、注文前にポケットの中をゴソゴソと探り始めたそうです。バフェットは、ハンバーガーの割引券を探していました。それを知ったゲイツは大笑いしたらしい。

 二つの目のエピソードは、勤勉に働き、その後大富豪の仲間入りをした夫妻の話。もう自家用ジェットを買えるだけの大富豪だというのに、その夫妻は奥さんの希望でいつも空の旅でエコノミークラスに乗っていました。空の旅の途中で、ある時、旦那さんの横で奥さんが財布の中のスーパーや何やらのクーポン券の整理を始めました

 その姿を見た旦那さんは、こんな奥さんがいてくれたから自分達は大富豪になれたのだと、心から感謝の気持ちを抱いたそうです。

 

 とても良い話ですね。 

 

 上二つの例の割引券やクーポン等というのは、あくまで比喩です。

 大切なことを確実に学べる二つの話だと思います。

 

 

 以上、投資の話でした。1819歳の若い人達の、何らかの役に立てば嬉しい。

 

 

2019310日記

 

 

 

 

 

追記(20196月)

 

一つ追記しておきます。余りにも大前提なので、これを書く時意識することすら忘れていたのですが、先日ある塾生が「金持ち父さん」シリーズを読んだらしく、「レバレッジ(=借金を用いて投資額を増やすこと)」の是非について訊いてきたので。

 

理由は詳述できますが、ここでは省きます。結論だけを言います。「借金等、絶対に不可」です。これは、そもそもの「大前提」。「金持ち父さん」シリーズはとても良い本だと思いますが、この「レバレッジ」という考え方は絶対にダメです。

 

個人の資産形成レベルでも、事業経営レベルでも、借金は「大悪」。上記シリーズも含め巷の多くの本では、それをごく当然の如く記述してあるものがありますが、それらの内容を信用しないでください。

 

まともな個人、まともな企業は、借金をしません。企業レベルでも、無借金企業は多くあります。皆があまり知らないだけです。

 

長くなりそうなので、このくらいで切り上げますが、とにかく、資産形成は自己資金だけでコツコツと。事業は最初の最初から自己資金で黒字経営を。それを永続させる。

 

それらの原則は、個人レベルでも、企業レベルでも全く変わりません。

 

以上、そもそもの「大前提」として、追記しておきます。