「『深夜食堂』みたいな話」

「『深夜食堂』みたいな話」

 

 1121日土曜日、晴れ。

 今日は珍しく夕方にこれを書いています。

 今30分程時間があるので、1つエッセイを書きます。

 先のエッセイからまた3週間経ったので、近況報告を兼ねます。

 題して、「『深夜食堂』みたいな話」です。

 

   *

 

 先日「作家カフェバー」でお客さんと話していると、僕の小説には「苦味」がない、と批評されました。

 僕より10歳程年上のお客さんで、まあ芸術好きのタイプの方です。

 その言葉を聞くと、その方は少し前に巷で話題になった『深夜食堂』のような話を望んでいるらしく、「人生の哀しさや侘しさも入れてほしい」という希望のようです。

『ロケット開発』や『量子コンピュータ開発』を読んでの批評です。

 僕も『深夜食堂』は好きです。映画館に2回観に行き、DVDも買いました。

 でもああいう話を書こうとは、今の時点では思いません。

 確かに、『深夜食堂』の中ではそのような人生模様が描かれていました。でもそういうのを書きたいかと訊かれれば、今はノーです。

 僕は、人生の面白さは、そのような人生の些事をこえたところにあると思っています。

 例えば、恋愛。これはするもしないも自由。結婚。これもするもしないも自由。仕事。これも辞めるも続けるも自由。

 とにかく、そういうのは誰でも自らの選択と自由意思で好きにできるのだから、そうことを考えるのはとっとと早めに卒業して、その次の夢のあることを書きたいと思うのです。

 自分の読者の反応を見ていても、上のお客さんのような方は僕の読者の中では少数派で、大半が『ロケット開発』や『量子コンピュータ開発』のような夢のある話を望んでいます。これは確実に手応えを感じています。

 ただ、人生のどこかで、「人生のわびさび(侘び寂び)」を入れた物語を書くかもしれません。

 それは、先々の楽しみにとっているという面もあります。

 僕の生き方の好みとして、先々に扱いたいテーマはそれ以前にはほとんど触れずに、後の楽しみに大事にとっておくというやり方をとります。

 まあ、そういうこともあり、今は『深夜食堂』的な話は書いていません。

 

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 さて、塾の前のエッセイ書きはこれくらい。

 これからスカイプ授業。

 塾が終わったら、店に寄ります。

 今日もあと半日、楽しいだろうな!

 

 2020112118時 九大進学塾、作家カフェバー、メモ