「(最新)32年分の日記を読み返して」(10月9日)

2019109日水曜日、晴れ。追記。

先にHPでも触れましたが、8月終わりから教室の本(ノート・日記類(1988年春~)等も含めて)の整理をしています。

 その作業をしながら日記等を読み返すと、高校を卒業し、大学に入学した1988年春から、「もう31年と半年が過ぎた」と感慨深く、またその軌跡が鮮やかに蘇ってきます。

 かつて、マラソン選手の有森裕子さんが、精一杯頑張った自分に対し、「自分を自分で褒めてやりたい」と、素敵な言葉を述べましたが、今この歳になり(49歳)、日記等を読み返し、自分に対し同様の気持ちが抑えられません。

 本当によく頑張ったな・・・、と。

 以下、高校卒業後の31年と半年の間、よく頑張ったと思える、数年間のランキングを記してみました。全く個人的なことだけど、ここに書き残しておきたい。

 

 第一位・・・1988年春(18歳)~1989年春までの1年間。芸術工学部に在籍しながら、塾・予備校にも通い、東大受験の勉強も頑張った。もちろんジョギングもしていた。家庭教師も。ただ、メインは勉強と読書。毎日、一日24時間の半分以上は勉強・読書をしていた。僕のこれまでの49年間の人生において、一番頑張り、またその後の生き方のモデルとなった1年。

(勉強・読書だけが人生の優先事項だとは思いませんが、少なくとも20歳頃までに、理系の内容だけでなく文系の素養(法律・政治・経済)を身に付けておけば、人類の歴史上数千年以上も繰り返されてきた「下らない・不毛な」時事的・政治的マターなど、自分の人生には全く関係がないと涼しく無視し、自分の好きなこと(=本当に大切なこと)だけに人生の限られた時間を使えるようになります。また経済に強くなれば、将来の経済生活を盤石なものにすることが可能。

 僕達がこの世に生まれてきた唯一の目的は、この限られた人生の時間で、精一杯「幸せ」に生きることです。個々人が自分の幸せを追求し、その恵みに最大限に感謝するようになれば、その集合体である社会はごく自然に幸せなものとなります。その逆では決してありません。仮にも、人よりも高い志をもち、社会を変えたいと熱望することがあるならば、先ずは自分とその周囲が最大限に幸せになるように努めなければならないでしょう)

 

 第二位・・・上以後から~2002年(32歳)までの13年間。とにかく、お金を稼ぎ、貯金をし、投資に回した。走って、教えて、走って、教えて、走って、教えて、貯金をし、投資をした。20歳から32歳まで、僕以上に頑張った人も、もちろん世界中にいると思うけど、僕も頑張った。それだけは胸を張って言える。もうこれ以上は無理という位まで頑張り、僕なりの結果を残せた。

 

 第三位・・・2012年春~2019年春(49歳)までの7年間。上とは違い、知的な面で、完全燃焼。2012年春に『イギリス文学史』を仕上げてから、以前からどうしても書きたかったテーマについて、文献を集め、まとめた。この7年間、上と同じように、走って、教えて、書いて、それだけに集中。ただひたすら、単調な毎日だった。

世の中には優秀な人が多くいるから、これまで同テーマについて僕以上に詳細に描けた人はいると思う。でも、僕は僕なりに、細やかに描いた。そして2500枚。難読で、ほとんどの人には通読不可能な内容・量だと思うけど、少数の分かる人にだけ、「どこにも手抜きがなく、ひたすら時間をかけ、細部まで丁寧に描かれている」と思ってもらえるなら、それで十分。7年間の勉強の成果は報われます。

 

 第四位・・・2002年~2012年(42歳)までの10年間。ただひたすら英語の勉強。後半では『イギリス文学史』をまとめた。1988年からの1年間、その後の13年間、そして直近7年間程のストイックさ・迫力はなかったが、ただコツコツと勉強を重ね、自分になりの結果を残せた10年間。

 

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20198月より、再びの「ひたすら勉強期間」に入っています。少なくともこれから数年間はまた、走って、教え、調べて書いて、そして、走って、教えて、調べて書いて、の日々が延々と続きます。一日の一番良い時間帯の3時間、好きなことにただ没頭するという、いわゆる「亀の歩み」の日々ですが、それも1000日、2000日、3000日と続けると、結構な距離を進め、「結果」を残せるものです。

 調査しながらの執筆作業は、1日数百字程度しか進まないことも多く、楽観的な気持ちで歩んでいく必要があります。それでも、楽しみつつ1日1枚でも書き進めれば、2000日で2000枚。それだけの荒原稿ができれば、その直後から、あるいはその数年後から、荒原稿を利用し本原稿に進むことはとても容易です。一番大変なのは、最初にまとまった量の、一応筋の通った荒原稿を書くことだから。

 さて、上の「第三位」の7年間に負けないくらい、今回もただひたすら集中し、良い仕事を残したいと思っています。僕の人生において、あと56回、この「ひたすら勉強期間」を積み重ねる予定。今回もコツコツと頑張ります)