「7(1日も無駄のない人生)」

1日も無駄のない人生」

 

今日も何とも言えない程 What a beautiful day!!

夏! 夏! 

夏の青空と蝉の鳴き声で始まるこのような日は、体が芯から溶けてしまいそうなくらい幸せな気持ちになります。

今日のテーマは、「1日も無駄のない人生」。

以下に、67枚でまとめてみましょう。

 

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普通、人は人生の「持ち時間」が32000日程あります(88歳まで生きるとして)。その32000日間で、自分の人生を創り上げていくわけです。

僕は20歳の頃から、この人生の「持ち時間」についてよく考えていて、その度に、気持ちが高揚し、何ともいえず幸せな気持ちになるのが常です。

(まだお小遣いの額が決まっていた幼い頃、それをどのように使うのか考えるのが、実際に使うのと同様に楽しかったのに似ています)

今、この歳(49歳)になってもそうなのだから、僕は余程、この「持ち時間」について思い、その使用法や、時間の配分法を考えるのが好きなようです。

人はその32000日の間に、体を鍛えたり、勉強をしたり、恋をしたり、仕事をしたり、結婚し家族と過ごしたりして、自らの人生を創り上げます。

その使い方と、時間の配分は、全くの自由。そのことを思うと、本当に、今この瞬間にも、胸がドキドキするのです。既にその時間の半分以上使ってしまった今でも、残り14000日程の使い方のことを考え、胸がときめく・・・。

そして、これまで積み重ねてきた18000日のことも思い、非常に懐かしく、愛おしい気持ちで、自分なりによくやってきたと感慨深くもなります(もうこの歳になったのだから、このような言い方をしてもいいでしょう!)

 

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幼い頃、初めて集団生活を始めた時のことを思い出してみてください。

僕の場合は、4歳、福岡市南区・大橋幼稚園での日々です。今思い出しても、当時、クラスメイトのそれぞれに、ほとんど差はありませんでした。お絵描きにしても、文字練習にしても、上手い下手もなく、皆同じレベルだった。

それが、小学校に上がり、中学校に上がり、高校、そして18歳になった時、それまでの人生の積み重ね方により、個性等に大きな違いが生まれます。

それは、世間的な凝り固まった価値観からすれば、学力等で序列が付いたとも表現できますが、自分がこの歳になると学生時代の成績序列など人間の個性の一部でしかないことがよく分かっていますから、要は18歳の時に、それまでの18年間の11日の積み重ねがその人を、他の人と違う存在にしたといえます。

 

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たった1ヶ月間でも、人は大いに成長し、他人とは違う存在になるものです。

自分自身の経験を一つ挙げます。

大学一年時、18歳の秋のことです。その年、僕は大学に在籍しながらも、再受験を目指して、受験勉強も並行してやっていました。

そこで、その秋の1ヶ月間を、ジョギングと家庭教師以外は、ワンルームマンションに閉じこもって、英語の学力アップのため、駿台文庫の1冊の問題集を完全にマスターすることに決めました。

そして1ヶ月後、幸いなことに、その問題集は薄手のものだったので、何とかほぼ丸暗記する形でその問題集をマスターできました。

その結果は、翌月の模試にはっきりと出ました。英語の成績が、驚く程上がったのです。その後、その1ヶ月間にマスターした知識は、模試の結果に現れただけでなく、今に至るまで非常に多くの恵みを僕に与え続けてくれています。

 

実はこの「1冊の問題集マスター」の経験以外にも、その他、ほんの1ヶ月程の集中的な努力で、自分の何かの能力や財産が豊かになった例は、これまでの自分の人生で多くあります。

こういうことは、僕以外の他の人の人生でも多く経験されることだと思います。

だから、僕は、人の人生について、次のような意見を持つに至っています。それは、「人は1ヶ月間生まれた時期が違うだけで、個性・実力が違って当然だ」と。

生まれた時期が1ヵ月間違うだけで、使える時間とチャンスにはっきりと差があり、それがそのまま人生に現れる、というが僕のこれまでの自分自身の経験、そして人間観察から得た結論です。

だから僕は人を見る時、相手の生年だけでなく、その年のどの月に生まれたのかも同時に見ます。

生年が同じであれば、僕の生まれた月より、前なのか後なのか、推測したり聞いたりします。

自分より前であれば、自分より個性的で実力があって当然。後であれば、そうでなくて当然という考え方が、体にしみついています。

 

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最初の32000日の話に戻ります。

僕は20歳の時から詳細な日記をつけていて、そこに起床時間や走った時間、読んだ本、様々なアイディアを記しています。

今それらを読み返すと、これまでの人生で1日も無駄な日はなかったのだとつくづく思うのです。

上では「1ヶ月」の話をしましたが、実は人はたったの「1日」でもそれまでになかった知識・経験・能力を身に付け、成長し、他人とは違った存在になります。

――人生に、無駄な日は1日もない。

改めて、感慨深く思います。

 

2019728日午後5