「6(誤解しないように)」

 

「個人投資家について」

 

727日。

今日もWhat a beautiful day!

「夏休みプレゼントエッセイ」をアップし始めてから、HPPV数が急増している様子です。

興味をもってくれる人が増えるなら、それは素直に嬉しい。

今日も短いものを書いてみます。これも塾生からよく訊かれるテーマの一つです。

「個人投資家について」です。このテーマでは特に、「個人投資家は倹約家」だということを伝えたい。

以下に、45枚でまとめてみます。

 

   *

 

数日前、奥さんと一緒にYouTubeを観ている時、面白い動画を見つけました。元プロ将棋棋士で現在個人投資家の桐谷さん(桐谷広人)という方を紹介した動画です。

ネットで検索してみると、桐谷さんはその動画(バラエティ番組)でかなり有名になっている方らしく、現在69歳。投資・金融資産額は2億円程。ごく普通の個人投資家です。

 

(ちなみに僕は学生時代からTVを観ない生活で、現在、情報収集の際にはノートPCを大型モニターに繋ぎ、YouTubeをよく観ています。英語圏のニュースが主ですが、たまに日本語の動画も観ます)。

 

その動画は、桐谷さんが「株主優待券」を使うことを至上命題としているという日常を、多少誇張気味に面白可笑しく伝えるものでした(人を笑いものにするのは、観ていて気持ちのいいものではありませんが、当の桐谷さんがそのことを気にしていない様子なので、まあいいでしょう)

そのような扱いの番組で、笑いの対象となっている桐谷さんでしたが、同じ個人投資家としてその金銭感覚には非常に共感するものがありました。

一言でいえば、「倹約家」だということです。

 

塾生によく訊かれて、僕がいつも微笑ましく思う質問は、「先生、じゃあ、車は外車ですか?」などという無邪気な質問です。

僕が外車なんか乗るわけがない(大笑い)。僕の愛車は、アマゾンで購入した、小さな赤い可愛い自転車です。

でも生徒からすると、株を持っている個人投資家は、どんどんモノを買うというイメージがあるようですね。これはもう、判で押したように、そのような見方をします。

でも違います。個人投資家は、「倹約家」です。いわゆる贅沢品は買いません。

贅沢品を買うのは、個人投資家より下の層、金融資産レベルで桐谷さんの数分の一程度の人達。ちょっとばかり資産ができて、自分がお金持ちになったと錯覚して、ローン併用で新築マンションやドイツ製外車を買うような人達です。

桐谷さんのような個人投資家は、ごく自然体として「倹約」という生活スタイルが身に付いています。だから、桐谷さんもそうでしたが、移動は自転車で、ということになるのです(あと、買うなら全て現金で、です。家も車も。ローンを使うなど、考えもしない)。

普通の人の感覚だと、「桐谷さんは2億円も持っているんだったら、新車の1台くらい買えば?」と思うのでしょう。

でもこれは「普通の人の常識」でも、「個人投資家の常識」では全くありません。

個人投資家は、贅沢品を買わず、その分のお金があるんだったら全て投資に回します。今の100円は、投資に回せば、ある程度の期間の後に200円に増える、そう考えます。

番組中、一つ印象的なシーンがありました。桐谷さんは、日常生活での100円、200円の節約は大いに気にするのに、投資資産の100万円、200万円の上下動など、全く気にしていないということです。

「小さなお金を大切にすれば、大きなお金は自分自身で面倒を見て増えてくれる」ことを無意識のうちによく知っているように見えました。

 

個人投資家にとっての投資・金融資産は、贅沢品を買うためのものではなく、それは世界経済の血流となりその成長に貢献してくれるものであり、あるいは万が一の際、自分自身の経済生活を堅牢に守ってくれる盾のような存在です。

 

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長くなりそうなので、このくらいで切り上げます。

このテーマでは、もっと色々と話してみたいことが沢山あります。また後の機会に話しましょう。

 

さて、20歳位の方々で、この短文を読み、少しでも「個人投資家」の金銭観について、自らの認識を新たにするところがあれば、僕としては嬉しいです。

 

2019727日午後5