「賢い若者、そうでない若者」
「賢い若者、そうでない若者」
7月12日、日曜日。曇り。
今日も短くまとめます。
最近ニュースになっている香港の若者達についてです。
騒動は昨年からあったようですが、あまり気付かずに日々を過ごしていました。
でも最近、youtubeで彼等の動画に気付き、半ば唖然としたので、その思いについてメモ代わりにまとめておきます。
結論から言うと、「賢くないんだろうなあ…」という大きくため息の出る、憐憫さと哀れさを感じるような気持ちです。
デモの映像を観た時、愕然としました。今の時代に投石や火炎瓶のような手段でデモを行っていたなんて。
大昔から、この手の「賢くない若者達」の、全く思慮を欠く、破壊的な行動はありました。
僕がよく知るこの日本でも、1920年代、30年代、40年代の共産主義運動。戦後の60年代の学生運動。70年代の赤軍事件。90年代のオウム事件。その後も断続的に続いている数々のテロ事件。
もうどうしようもないくらい、思考力と思慮を欠いた若者達による運動や事件です。
社会を変えたければ、きちんと仕事をし、社会のルールに則ってそうすればいいのに。その手続きをとばし、安易な手段で変えていこうという、あまりにも思想的に底が浅い運動や事件の数々です。
社会のルールに則っての、合法的な集会やデモ、出版等の運動・表現活動はもちろんOK。でも、物理的に社会を破壊するような行為を伴う運動は、賢ければ、最初からやってはいけないと分かるはず。
何とかにつける薬はないと言いますが、こういう若者達はこれからも現れるのでしょう。でも、その数を減らすには周囲の大人達がきちんと働いてコツコツと社会を変えていく姿を見せ続けるしかないと思っています。
以上、ここ2、3日、香港のデモ映像を観た時の感想でした。
2020年7月12日、九大進学塾、作家カフェバー、メモ