「経営で一番大切な財産=顧客名簿」

「カフェバー経営で一番大切な財産=顧客名簿」

 

 67日日曜日、快晴。

 6月に入り、街はだいぶ落ち着いてきたようですね。

 コロナショックと言っても、ほんの3ヶ月間ほどの話でした。

 また元に戻りました。

 さて、今日は飲食店経営で一番の財産は「顧客名簿」だという話をします。

 短くまとめます。

 

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 飲食店によっては、お客さんの名簿を作らないところもあると思いますが、作家カフェバーの場合、最初に来店されたお客さんの分から名簿作りを始めました。

 僕は、時間をかけてコツコツと仕事を積み上げ、それを先々への武器とし、また財産にもしていくようなやり方が好きです。

 ~30年かけてコツコツと書き、ストックしている原稿作品。また、~30年コツコツと教え続け、生徒が合格するたびに書いてもらっている合格体験記。

 いずれも自分の先々への仕事と人生の武器であり、財産でもあります。

 作家カフェバーもそのスタイルでやろうと思いました。

 店の名簿作りというのは、とても手間がかかります。また、始めて間もない頃でも、店と店主に信用が必要。

 来店された方々に店の「案内葉書」の話をして、本名と住所を書いてもらうのは、ただ店にふらっと来て、そのまま帰ってもらうより、50倍も100倍も大変です。

 それでも、それだけの時間とエネルギーを費やすだけの価値はあり過ぎるほどあります。

 その後、名簿に登録して頂いたお客さんには、来店される度に、出来る限りお礼の葉書を出すようにしてきました。

 現在、作家カフェバーには、いつでも葉書でアクセスできるお客さんが100名以上います。

 メールやSNSだと、皆さん本名でなかったり、アドレスを頻繁に変更したり、削除したりということがあるようで、お礼や案内のメッセージを数年、あるいは数十年にわたって出し続けるのは難しいと思います。

 でも、顧客名簿があるとそれが可能です。

 そして、本当に有難いと思うのは、一度名簿に登録して頂くと、お礼の葉書や毎回季節の挨拶を送り続けているお客さんから、住所が変わると、それを通知してもらえることです。

「お礼や案内の葉書を読んでいます。住所が変わったので、今度はこちらにお願いします」と。

 飲食店業界というのは、どこか「人情味」を大切にするところです。

 またお客さんとしては、自分の居場所となるような店を求めているのだと思います。

 これは、世代や性別や時代の移り変わりに関わらず、人が心の底から求めているものだと確信しています。

 顧客名簿があれば、その気持ちに応えられます。

 顧客名簿がある限り、店は永続します。仮に店舗を移転しても、お客さんとすぐに連絡をとれるからです。

 店舗物件も含め、内装品や食器などはすぐに買えますが、「顧客名簿」だけは買えません。

 それは自ら、時間とエネルギーを費やして、コツコツと作り上げていくものです。

 

 作家カフェバーは、ふらりと店に来て楽しんで頂いて、そのまま帰ってもらってももちろん結構です。

 

 それでも、マスターに本名と葉書の郵送先を伝えて頂けるなら、毎回お礼の葉書と季節の挨拶のお葉書をずっとプレゼントできます。

 その特典は、ほぼ永遠に続きます(多分、40年近く!)。

 ぜひ、その特典を享受されてください!

 

 20206月7日、作家カフェバー、メモ