「職人になる」
「職人になる」
4月24日、金曜日、晴れ。
今日も洗濯日和!
奥さんが大切にしている鉢植えの「パキラ」さんも、ご機嫌です。
2日前に(4月22日)、仕事のやり方について書いたので、今日も少しその続きを書きます。1~2枚でまとめます。
18歳、高校を卒業し、大学に入学し、家庭教師を始めた頃、自分の中には仕事の理想的なやり方として「職人になりたい」という気持ちがありました。
自分が好きで、得意だと思える分野で、コツコツと仕事を続け、技量を身に付け、それをこの世を去るまで続けたい、と。
職人とは、何かのプロになることです。プロとは、その分野でとにかく最初から最後まで作業の過程を見通せて、最後にきちんと結果を出せる人です。
毎日コツコツと、ある一定のレベルでコンスタントに作業をし、結果を出せる人です。
アマチュアとプロの違いはそこにあると思います。一発芸、瞬間芸みたいなやり方は、アマチュアのやり方になります。でも1、2回は運と勢いで結果を出せても、その次が続かない。
プロ(=職人)の仕事には再現性があります。自分の体調や気分によらずに、毎日コンスタントに作業を行い、結果を出し続けます。また、途中、危急のトラブルに遭おうとも、その対処法をよく知り、作業を続けられます。
僕自身、この32年間、次のような作業に関しては、自らを職人と呼べるようになったと思っています。
また、これらを他人は難しい作業と感じるようですが、僕には楽しくラクにできるものです。
「高卒認定試験受験生、大学受験生、公務員・自衛隊試験志望生に基礎から教える」
「通信制大学生にレポート・卒論の書き方を教える」
「1~2年かけて150~250枚(400字詰)の物語を書く」
「小さな塾・店の維持管理をする(毎日の清掃、備品のメンテも含め)」
この他にも、5~10年程かけて1000~3000枚の作品を書くという作業も、職人技の一つと言えなくもないですが、この大掛かりな作業は、自分の人生でまだ『イギリス文学史』と『E. S.』2冊しか成し遂げていないので、それを含めることは控えます。
僕の持つHPアドレスは「www.since1988.com」で、とにかく1988年春、18歳で自分の仕事を始めたことの印にしています。
自分の中にある中心的な時間軸は70年。18歳から88歳までです。
これからも、その期間、上の職人仕事を続けていきます。
2020年4月24日