「飲食店経営 仕事を40~70年続けるということ」
「飲食店経営 仕事を40~70年続けるということ」
4月22日、水曜日。
今日も久留米は快晴。
1~2枚で短く、ここ数日思うことを書いてみます。
最近YouTubeに飲食店経営者の動画がよく上がっているようです。その内容は、要は、このコロナ危機の中で「店を続けるべきかどうか…」みたいなものです。
この問いに全員に等しく当てはまる答えはないと思います。
純粋に利益目的の経営なら、即、店をやめた方がいい。実際、スマートな経営者は、売上が急激に落ちた3月初め辺りで直ぐにいったん店を畳み、事態が収束してからまた再開しようと決断しているようです。社会が元の状態に戻るには、どうせ数年はかかるでしょうから、これは非常に賢い決断だと思います。
ただ、店を利益目的でなく、自分の生きがい、ライフワークとしている人も多いと思います。そういう人は、店を畳むという決断はなかなか難しいでしょう。赤字続きでも、補助金や借り入れなどで補填しつつ、状況が変わるのをひたすら待つしかないと思っているのでしょう。
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このHPの他の所でも書きましたが、店はやるからには40年は続けた方がいい(本当は70年)。
僕は、受験指導・塾の方が今年度で33年目に入っていて、一つの仕事を40年続けるということのやり方が分かっています。
要は、「極力経費をかけずに」「毎日休まずコツコツと続ける」です。塾の他に、物語書きも33年目、店も6年目。3つ共、とにかく続けています。それも経費をかけずに、毎日です。
仮にも、僕が上の例の後者の方の立場だったら、すぐにでも店の規模を縮小し、とにかく経費がかからない形にして、継続します。
具体的には、今の店の近くに家賃の安い物件を探し、そこに移り、メニューも仕入費のかからないものに変えて、続けます。
営業時間も、今の半分程度に絞り、空いた時間で新しい仕事を始めます。
今回の出来事を、自らがより良い方向へと変わるチャンスだと捉え、自分の視野を広げて技量も高めてくれる勉強にさらに集中します。
その人の「仕事のやり方」は、その人の「生き方のスタイル」そのものです。
以上、今日のメモとして書いておきます。
2020年4月22日